[Duel Masters]童話はいつだって、墓場から始まるものさ
2010年11月30日 DM黒緑白のネクラカラー。かつて全てのデッキに、2~4の《ソウル・アドバンテージ》が積まれていた時代、吉祥寺DM厨が、「最強」と考えていたカラーリングである。
全てのデッキに「4ターンソルアド」のドブンがある以上、除去系のデッキではとても生き残れず、ゆえに《雷鳴の守護者ミスト・リエス》はハンデス環境も相まって、非常に強力だったのだ。
それだけでなく、後手出しですら他のフィニッシャー全てを圧倒する、コントロール戦最強の《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を有するのも大きい。
このエンジェル・コマンドはまさに「最高」のクリーチャーで、《威牙の幻ハンゾウ》や《魔刻の斬将オルゼキア》と組み合わさって、ビートダウンすらも否定してしまった。
実際にこのデッキは、使用者こそ少なかったものの、全国大会決勝トーナメント優勝の結果を残し、多くのプレイヤーにコピーされるに至った。
(※誤解を招きそうですが、優勝したプレイヤーは、身内じゃないです。吉祥寺勢は3人で、ゼンアクギャラクシーの俺と、ネクラギャラクシーのすーちゃんがGM関東ベスト8。もう一人は謎の除去コンで予選落ちww身内のせいで脳内メタを回しすぎたらしい。)
しかし、このカラーリングにも終焉が訪れる。「ソルアド」「ギャラクシー」「ミスト」三種の神器全てに禁止・制限が施行されたのだ。
ネクラデッキは、一般に「緑のマナ加速からパワーカードを導く」アーキタイプであったから、純粋に既存のパワーカードが禁止制限されただけでなく、5コスト圏の超強化(超次元呪文)もあわさり、7マナ圏パワーカードが衰退したことによって存在意義がなくなってしまったのだ。
3から5への加速であれば、他の色でも出来る。それでもこのカラー使い続けるプレイヤーはいたのだが、やはり二流のデッキと言わざるを得なかったように思う。
いまやどの色でも「5マナ時点」という、かなり早い段階でフィニッシャーが現れる時代。
なかなかのビート耐性を持ち、ゲームシステム上(初期ハンドが5枚しかなく、高コストが強力であることから毎ターンのセットランドがほとんど確定しているため)ほとんどのデッキに有効なハンデスを備え、これもまたシステム上有効であるアドバンテージ・ドローを有する、ドロマーカラーのデッキが主流となっているようだ。
一見非の打ち所がない、昔から強力とされてきたアーキタイプだが、環境がそれ一色ともなれば抜け穴はいくらだってある。カードプールの広いデュエルマスターズだからこそ、だ。
[─童話はいつだって、墓場から始まるものさ─]
// 9
3 フェアリー・ライフ
3 鼓動する石版
3 時空の庭園
// 31
4 光牙忍ハヤブサマル
4 結界するブロークン・ホーン
4 聖黒獣アシュライガー
2 無頼聖者スカイソード
2 悪魔聖霊アウゼス
4 死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル
4 威牙の幻ハンゾウ
4 魔刻の斬将オルゼキア
1 終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート
1 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
1 悪魔神王バルガディアス
[デッキ解説]
9本のマナ加速から、《結界するブロークン・ホーン》か《聖黒獣アシュライガー》で2ターン分の加速を狙う。
(ちなみに、今までのネクラでは対ウィニー・ビートダウンにおけるトリガー《フェアリー・ライフ》の有用性が高かったため、上限の4であったが、今ではドロマーのほうが圧倒的多数を占めるため、《天使と悪魔の墳墓》対策に散らしたほうが良い。)
これら4マナクリーチャーは、異様な採用率を誇る《超次元ミカド・ホール》に強く、これで時間を稼げば、いかに現在の生物が強くとも《魔刻の斬将オルゼキア》で壊滅を狙える。
もし、解除持ちの次元生物のアタックを許してしまっても、《悪魔聖霊アウゼス》ならまだチャンスがある。
《悪魔神王バルガディアス》はふざけたカードで、今の環境ならば出されて太刀打ちできるデッキは存在しないだろう。
今回は安定する《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》にデッキを寄せたが、「バルガディアス」専用のデッキを組むのも面白いだろう。
しかしMtGやってると、DMのデッキは本当に安いな。5000~10000円で組めそう。
ちなみに、ブロークンは白ホールに弱い。もはや手に入りにくいし、微妙かもw
全てのデッキに「4ターンソルアド」のドブンがある以上、除去系のデッキではとても生き残れず、ゆえに《雷鳴の守護者ミスト・リエス》はハンデス環境も相まって、非常に強力だったのだ。
それだけでなく、後手出しですら他のフィニッシャー全てを圧倒する、コントロール戦最強の《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を有するのも大きい。
このエンジェル・コマンドはまさに「最高」のクリーチャーで、《威牙の幻ハンゾウ》や《魔刻の斬将オルゼキア》と組み合わさって、ビートダウンすらも否定してしまった。
実際にこのデッキは、使用者こそ少なかったものの、全国大会決勝トーナメント優勝の結果を残し、多くのプレイヤーにコピーされるに至った。
(※誤解を招きそうですが、優勝したプレイヤーは、身内じゃないです。吉祥寺勢は3人で、ゼンアクギャラクシーの俺と、ネクラギャラクシーのすーちゃんがGM関東ベスト8。もう一人は謎の除去コンで予選落ちww身内のせいで脳内メタを回しすぎたらしい。)
しかし、このカラーリングにも終焉が訪れる。「ソルアド」「ギャラクシー」「ミスト」三種の神器全てに禁止・制限が施行されたのだ。
ネクラデッキは、一般に「緑のマナ加速からパワーカードを導く」アーキタイプであったから、純粋に既存のパワーカードが禁止制限されただけでなく、5コスト圏の超強化(超次元呪文)もあわさり、7マナ圏パワーカードが衰退したことによって存在意義がなくなってしまったのだ。
3から5への加速であれば、他の色でも出来る。それでもこのカラー使い続けるプレイヤーはいたのだが、やはり二流のデッキと言わざるを得なかったように思う。
いまやどの色でも「5マナ時点」という、かなり早い段階でフィニッシャーが現れる時代。
なかなかのビート耐性を持ち、ゲームシステム上(初期ハンドが5枚しかなく、高コストが強力であることから毎ターンのセットランドがほとんど確定しているため)ほとんどのデッキに有効なハンデスを備え、これもまたシステム上有効であるアドバンテージ・ドローを有する、ドロマーカラーのデッキが主流となっているようだ。
一見非の打ち所がない、昔から強力とされてきたアーキタイプだが、環境がそれ一色ともなれば抜け穴はいくらだってある。カードプールの広いデュエルマスターズだからこそ、だ。
[─童話はいつだって、墓場から始まるものさ─]
// 9
3 フェアリー・ライフ
3 鼓動する石版
3 時空の庭園
// 31
4 光牙忍ハヤブサマル
4 結界するブロークン・ホーン
4 聖黒獣アシュライガー
2 無頼聖者スカイソード
2 悪魔聖霊アウゼス
4 死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル
4 威牙の幻ハンゾウ
4 魔刻の斬将オルゼキア
1 終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート
1 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
1 悪魔神王バルガディアス
[デッキ解説]
9本のマナ加速から、《結界するブロークン・ホーン》か《聖黒獣アシュライガー》で2ターン分の加速を狙う。
(ちなみに、今までのネクラでは対ウィニー・ビートダウンにおけるトリガー《フェアリー・ライフ》の有用性が高かったため、上限の4であったが、今ではドロマーのほうが圧倒的多数を占めるため、《天使と悪魔の墳墓》対策に散らしたほうが良い。)
これら4マナクリーチャーは、異様な採用率を誇る《超次元ミカド・ホール》に強く、これで時間を稼げば、いかに現在の生物が強くとも《魔刻の斬将オルゼキア》で壊滅を狙える。
もし、解除持ちの次元生物のアタックを許してしまっても、《悪魔聖霊アウゼス》ならまだチャンスがある。
《悪魔神王バルガディアス》はふざけたカードで、今の環境ならば出されて太刀打ちできるデッキは存在しないだろう。
今回は安定する《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》にデッキを寄せたが、「バルガディアス」専用のデッキを組むのも面白いだろう。
しかしMtGやってると、DMのデッキは本当に安いな。5000~10000円で組めそう。
ちなみに、ブロークンは白ホールに弱い。もはや手に入りにくいし、微妙かもw
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